「ジュリアードレース」は宝石のように美しく価値があるという意味で名付けられ、オリジナルに完成された技法です。
かぎ針で1目ずつ絹糸を編み、花や葉や幾何学模様などのモチーフを作りそれらを糸で繋いでいきます。
編み方や構図に決まりはなくテキストが無いため、作り手の発想と感性、さらに制作中に予想が変わる即興の技も加わり魅力となります。
「空間に糸を編み、綴る」この果てしないような手仕事は一つ一つの作品が表現の自由の賜物なのです。